コラム column
話題のアートメイクとは?毎日自然で美しい眉毛になれる?
アートメイクという言葉を聞くと、「アート」という言葉からなんとなく芸術的なイメージを思い浮かべる方もいるかもしれません。
近年話題のアートメイクは主に眉毛を対象としたピンポイントな施術方法です。
美意識が高まるにつれて人気を集めつつあるアートメイクとは?
アートメイクという言葉を初めて聞いたという方もぜひ読んでみてください。
アートメイクとは?
皮膚の表面に直接色素を注入することで理想的な眉毛や唇に整えるのがアートメイクです。
アートメイクは、細い針を使って皮膚の浅い場所(表皮)に直接インクを注入することで着色する施術です。
時間が経過するにつれて皮膚の代謝が進むため、個人差はありますが通常は1~3年程度で元に戻ります。
通常のメイクと比べると、アートメイクは皮膚に直接着色しているため汗や水などの影響で落ちる心配はありません。
すっぴんの顔でもメイクしたように見えるアートメイクは、メイク直しの時間も短くなります。
毎日のメイクに時間がかかると感じている方は、落ちないメイクとしてアートメイクを試してみるのもよいでしょう。
アートメイクは医療行為?
日本には30年ほど前に伝わった技術ですが、当時は道具や色素の種類も少なく施術時間が長くなりやすく、手間がかかることもあり費用が高額になることがほとんどでした。
あまり気軽に受けられる環境ではなかったのです。
ところが時代の流れによって新しい技術や機械類が発達し、手軽に施術が受けやすい環境になってきました。
ただし、その分さまざまなトラブルが起こりやすくなり、平成13年には厚生労働省によって「アートメイクの施術行為は医療行為であり、医師免許をもつ者が行うこと」という通知が出されたくらいなのです。
無免許でアートメイクを施術したことで逮捕者も出ており、医療知識がない者によって施術が行われてしまうと施術後に予想外の副作用が起こることもあるので、アートメイクの施術には十分な注意が必要です。
アートメイクとタトゥーとの違いは?
アートメイクとタトゥーにはどんな違いがあるのでしょうか。
主な5つの違いを下の表にしてみました。両方とも皮膚に色素を入れるという点では似ていますが、その目的や手法、社会的な位置づけなどは大きく異なります。
比較項目 | アートメイク | タトゥー |
---|---|---|
色素を入れる層 | 表皮(浅い層) | 真皮層(深い層) |
持続期間 | 1~3年程度 徐々に薄くなっていく |
ほぼ永久的 年数が経過しても色が残る |
法的位置づけ | 医療行為として認定 医療機関での施術が必要 |
装飾目的の施術 特別な規制なし |
必要資格 | 医師免許、または 医師の指示の下での施術者資格が必要 |
法的な資格要件なし |
社会的な受け入れ | ・美容医療として一般的に認知 ・職場での制限も少ない ・美容施術の一種として理解されている |
・社会的な制約が多い ・温泉やジムなどの施設利用制限あり ・職場での制限が厳しい場合が多い |
このように、アートメイクは医療行為として認められた美容施術であり、その特徴は安全性と持続期間にあります。
色素を比較的浅い層に入れることで、年数とともに自然に薄くなっていく特徴があり、無くなっていくことで変わっていくトレンドにも対応できる施術として多くの方に選ばれています。
一方でタトゥーは装飾性を重視した永久的な施術で、より深い層に色素を入れることで長期的な持続性を実現しています。
特に注目すべき点は、アートメイクが医療行為として位置づけられているため、施術には医師の関与が必要不可欠であり、安全性と衛生管理が徹底されているということです。
そのため、美容医療の一環として社会的にも広く受け入れられており、職場などでの制限も少ないのが特徴です。
アートメイクで眉毛の悩みを解消?
お顔立ちには人それぞれ個性があり、左右対称の表情をしている方はなかなかいません。
それは日常生活のクセや筋肉のバランスなどによって左右に偏りが出てくるためです。
自然に生えている眉毛も同様に、ほとんどの方の左右バランスは均等ではありません。
しかし美しい見た目を考えた時には、やはりバランスのよい眉に整えたいと考える人はたくさんいます。
バランスのよい眉にしようとして、頑張って自分で眉毛を整えても毎日少しずつ違う形になってしまうのは、仕方のないことです。
「自分ではうまく眉を整えられない」
「メイクの時間を短縮したい」
「汗や水にも落ちない眉にしたい」
などでお悩みの方には、アートメイクで理想的な眉を手に入れること解消されるはずです。
アートメイクスタジオの施術技法
当院では「毛並み(マイクロブレーディング)」技法と「パウダー」技法を使用して施術を行っています。
毛並み(マイクロブレーディング)技法とパウダー技法のどちらも、手作業で細かな微調整をしながらその人に合った眉に仕上げています。
毛並み(マイクロブレーディング)技法とは
従来のアートメイクでは、眉毛全体を均一的に仕上げることでのっぺりとした印象に仕上がってしまうことがありました。
現在のマイクロブレーディング技法は、その人が本来持っている毛の流れに逆らわずに1本1本を丁寧に足すように描いていくという手法です。
従来の方法よりもさらにナチュラルになるのですっぴん肌でも違和感のない仕上がりに導きます。
パウダー技法とは
陰影をつけながら眉毛全体の形に合わせて塗る技術です。
パウダーで仕上げたようなふんわりとした仕上がりになります。
MIX(毛並み+パウダー)技法
毛並み+パウダーの2種類の技法の組み合わせで、自眉毛にふんわりとアイブロウパウダーが乗ったような技術です。
ナチュラルで華やかな仕上がりになります。
アートメイクスタジオ大阪梅田院の誕生!
当院は2020年8月に、アートメイク施術を専門に行う「アートメイクスタジオ(ARTMAKE STUDIO)」としてオープンしました。
ミセルクリニックの大阪梅田院の院内にあるアートメイク専門のスタジオです。
医師や看護師のいるクリニックで、医療知識がない者が施術を行うということはもちろんなく、専門的な施術が受けられます。
ご自身の眉毛や唇等にお悩みがある方はぜひお気軽にご来院ください。
当院のアーティスト
アートメイクの施術を実際に行う者をアーティストと呼びます。
当院ではアーティスト・アドバンストアーティストによる施術を行っています。
いずれも看護師資格をもつ医療従事者なのでご安心いただけます。
アートメイクの具体的な流れ
カウンセリング
お電話やWebサイトから無料カウンセリングをお申し込みいただいた後は大阪の実店舗でカウンセリングを行います。
まずは担当看護師よりアートメイク施術に関する説明をしてから医師による診察を行います。
診察中は肌状態やアレルギーの有無などをチェックしてアートメイクが行えるかを確認します。
施術部位に皮膚疾患がある時にはアートメイク前に別の治療が必要になることもあります。
不安なことや気になることについてはどんなことでもお気軽にお尋ねください。
デザインチェック
どのような眉毛を理想としているのかについて、しっかりとここでデザインを決めていきます。
自分にどのようなデザインが合っているのかよくわからない場合でも、画像を見ながら決めることもできます。
もちろんあらかじめなりたい眉毛の画像をお持ちいただくことも可能です。
麻酔
施術予定部位にクリーム状の麻酔薬を塗ってからアートメイク施術を行っていきます。
また、施術の途中にも適宜麻酔を使用します。
施術
医師の指示により看護師が施術を行っています。
無資格者が施術を行うことはないので安心してください。
アフターケア
施術後に必要なアフターケアについて注意事項を含めてご説明します。
施術後に気になることがあればいつでもご相談ください。
当院のアートメイクはすべて人の手で施術を行っているため、アーティストによっては仕上がりが異なる場合もあります。
店舗によってはご希望のアーティストが指定できない可能性もありますが、ご了承くださいませ。
今回ご紹介したほかにもアートメイクについて詳しい話が聞きたい時にはいつでもご連絡ください。
ご興味がある方はお気軽に無料カウンセリングをお申し込みください。